この世の中には、三種類の人がいます。
得を集める人と、損を集める人、そして、どちらも持っている人です。
損を集める人なんているの?って思いませんか?
いるんですね。
優しい方が多いのではないでしょうか。ちょっと、見てみましょう。
得を集める人
得を集める人は、損は人に渡す傾向があります。
損と得は、同じだけ生まれるからです。
これは全て、無意識的にそうしています。
例えば、ご飯を張り切って作るものの、片付けはやらないとか。
旅行の計画はするものの、ホテル予約は別の人に取らせるとか。
楽しい部分だけをやり続ける人です。
その人のスピードはとても速いのです。
だって、後片付けはしないのですから。
迷うこともなく、楽しいことをどんどん見つけていきます。
そして、周りの人が、残った損を受け止めてくれていることに気付いてはいません。
もしくは、喜んで損を受け取っていると思っています。
無意識的に、思っています。
損を集める人
一方、損を集めることばかりしている人とは、どんな人でしょう。
自分が得をしている状態には、罪悪感を持ってしまうかもしれません。
自分が損をして、相手が楽しそうに輝いている様子を見て、喜んでいるかもしれません。
『ありがとう』と言われ、また損を受け取ってあげようとしているかもしれません。
または、損を集めている人だという認識をされ、皆に損を投げられているかもしれません。
こういう人も、無意識ですので、自分は気付いていません。
自分がボロボロになっていっていることを。
そして、愚痴も出てしまうかもしれません。被害者意識もあるかもしれません。
でも、気付いていません。
最も問題なのは、無意識だということです。
怪我しているのに、気付いていない状況と同じだからです。
どちらも持っている人
どちらも持っている人は、責任を持って何かを成し遂げることが出来る人です。
でも、自分が傷つくことを分かっていて人の損は受け取りません。
自分が成し遂げた成果を、人に渡したりせず、しっかり自分で受け止めます。
人は、どこかで人との損得を交換してしまっている部分がある方が多いと思います。
ですので、どちらも自分で持つことが出来る人って、本当に強い人なんだと思います。
いい結果でも悪い結果でも、全て自分の責任であることを心から理解しているからです。
あなたはどうなりたいですか?
きっと、得を集める人と損を集める人は仲良くできるでしょう。
得を集めることで、または損を集めることで、自分は輝けると思っていて、それを相手は叶えてくれるからです。
一時的には、上手くいくかもしれません。
でも、この関係性は良い関係だと言えるのでしょうか。
損得どちらも自分でしっかりと持つことが出来たら、その上で人との繋がりを持つことが出来れば、お互いが成長できる素敵な関係になれるのかもしれません。
そのためには、自分を大切にすること、自分でしっかり責任を持つことが必要ですね。
少し、心掛けることで人との付き合いが楽になるきっかけになります。
今日は、こんな感じです。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。