相手の言った言葉を、素直に受け止めることはできていますか?

気持ち

私たちの中には、たくさんの思い込みがあります。

 

思い込みとは、『きっとこうだろう』『きっとこう思っているに違いない』

 

といった、現実とは違う、ちょっとした勘違いしている事柄です。

相手の言葉を、その思い込みがある状態で聞いてしまうと、変なとらえ方になってしまうんですね。

 

いくつか、例を挙げてみようと思います。

夫婦の会話から学ぶ

こちらは、私と夫の会話です。

 

うちには、猫が2匹います。

循環用の水を置いていて、夜寝る前に新しい水に交換しています。

ある日の夜の話です。

 

私『ねー。猫の水って交換した?』

夫『今からするよ』

 

おかしくないですか?わかります?

私は、水の交換ができていないようであれば、自分が今から水を交換しようと思って夫に現状を聞いた訳です。

では、夫はどのようにとらえたのでしょうか。

 

『何で、水の交換をしたのか聞いただけなのに、今からするって言ったのかな』

そう、聞いてみました。

『お前が、俺に交換してほしそうに言ったから』

 

 

はい、言ってません。

そんなことは、一言も言っていません。

勝手に決めないでください。

 

これが思い込みです。

「文句しか言われない」

そういった思い込みでも持っているのかもしれません(笑)

私の思い込み

次は私バージョンでご紹介します。

夕食の時間でのことです。

その日、私は仕事と育児でバタバタしていました。

夫が炊飯器の蓋を開けて言いました。

 

夫『あれ?ご飯炊けてない』

私『仕方ないじゃない!忙しいんだからたまには忘れるよ!』

 

はい、ストップ!

これもおかしい会話になっていますね。

夫は、炊飯器の蓋を開けて、見えた現実を口に出しただけです。

 

もう一度、見てみましょう。

夫『あれ?ご飯炊けてない』

誰か『ほら。また失敗した。また完璧じゃないね。』

私『仕方ないじゃない!忙しいんだからたまには忘れるよ!』

 

そうです。私は、誰かと会話しています。

私の中の思い込みさんです。

私は、いつも自分が完璧でないと価値がないと思っていました。

これは、無意識的に心の奥に持っている感覚です。

だから、私のことを”完璧にできていない”と言ってきた奴は、私自身なんですね。

 

これに、気付かないといけません。

思い込みをなくす

自分の思い込みという、一枚の見えないものが相手との会話の間に挟まってしまっていませんか?

 

思い込みの無くし方は、それに気づくことです。

夫のように、自分を責めているのは自分かもしれません。

また私のように、自分を怒らせているのは自分かもしれません。

自分で自分を苦しめています。

この思い込みを見つけると、少し心が楽になると思いませんか?

この思い込みはいらないものだと強く思うことができれば、捨てるのは簡単にできます。

 

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

 

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