人や物に足して、
好きとか嫌いといった感情は当たり前に湧くものです。
好きというものは、プラスの表現だし、
嫌いというものは、マイナスの感情。
一見、正反対に見えるこの感覚。
でもこれって、実は同じものだと知っていましたか?
気持ちについて考えてしまう
”好きだから目で追ってしまう”
これって、嫌いでも同じことする人いますよね。
嫌いな人を、ずーっと見てはイライラしている人とか。
その、好きとか嫌いとかという感情を持ってしまう対象の人に対して、思いを寄せたりイライラしたり・・・
ずーーーっとその人のことが頭から離れません。
この行為って、好きや嫌いの対象に対して『考える』ということをしてしまっています。
そして、考えた後、その気持ちを表す行動に出てしまいます。
すると、こうなります。
嫌いな人が来たら席を外す
好きな人の近くに座る
この時、頭の中はどうなっているのでしょうか。
その人のことで頭がいっぱい!
はい。
そうです。
どちらも、その人に心が支配されてしまっています。
考えたくなくても頭から離れないですよね。
でも、これでは大変です。
あなたの本来考えなければいけない事があっても、その人が邪魔をしてしっかり考えることができないからです。
仕事をしてても上の空ー・・・
みたいな状況になってしまいます。
その人に、あなたの大切な時間も、体力も自ら捧げてしまっています。
しかも、この『好き・嫌い』という気持ちについて考えることで、さらに沢山の気持ちを作ってしまいます。
その人のことを考えすぎて疲れた経験はありませんか?
そう、気持ちを作る行為はとっても体力が必要なんです。
自分の時間や体力は、自分のために使いたいものですね。
なぜ、その人を考えてしまうのか。
どこのどういったとこが好きなのか、または嫌いなのか。
自分なりに腑に落ちるところまで結論を出してみてください。
分からないから、ずっと考えてしまうんです。
その人を通して、自分について考えてみてください。
気持ちを成長させる考え方ではなく、自分を成長させる考え方をするんです。
今、心の矢印はどちらに向いていますか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。