私には、2歳の娘と4歳の息子がいます。
最近では、どちらもやんちゃになってきて、怒る場面も増えてきました。
『子育ては自分育て』と言いますが、子育てを通して自分というものを知ることができます。
子供は、自分の心を本当に鏡のように映してくれていると思うんです。
今日は、怒られた時の反応ということに着目してお話してみます。
子供の反応
息子は、怒られると、急に声が小さくなります。
何を言っているのか全く聞こえません・・・
『何で、そんなことをしたの?』
と聞いても、モゴモゴ言っているだけです。
いじけて、もじもじしています。
そして、私の機嫌が直るのを、ずっと伺っています。
一方、娘は
『これダメでしょ!』
といっても『はーい!』という感じで、いじけたりしません。
いじいじしたり、モゴモゴしたりしません。
肝が据わっている感じと言いますか。
逆ににらみ返してくることもあります(笑)
私の反応
そして、この2人の反応をみて私の中に現れる感情を見ます。
息子には、正直イラっとします。
はっきり言わないからです。
いじけるという行為は、どういう意味があると思いますか?
いじけるというのは、私を悪者にしているんですね。
怒った私が悪くて、息子は被害者ぶっているんです。
そこに、イラっとしているんですね。
なるほどです。
娘を見てください。
私を悪者にはしていないでしょう。
私が怒ったらにらみ返してくるのは、私と対等の立ち位置に立っています。
こうすることで、私は悪者にはならないんですね。
そう、私は私が悪者にされるのが嫌いだということです。
いじけている相手を見て、『何?あいつムカつく』と思うのではなく、
何でムカつくのか分かると、自分が納得できます。
ムカつくだけで終わらせると、もやもやしますから。
すっきりさせたい派なので、私はとことん考えます。
被害者ぶる自分
そして、もう一つ。
被害者ぶる息子を見て、私はイラっとしました。
ということは、私は被害者ぶっている自分にイラっとしているはずなんです。
自分の中にないものには、反応しないはずですから。
被害者ぶっている考え方を持っていることで、自分を苦しめているんだということを、
私は今度は自分に教えなければいけません。
自分のことはいつも後回しにして、良い人ぶっている自分は被害者意識からきているのかもしれません。
自分が作ったご飯は、一番最後の冷めたおかずではなく、たまには自分が一番最初に美味しく食べてもいいのかもしれません。
一番風呂に入ったって誰も文句言いません。
自分の見たいテレビを見てもいいのかもしれません。
これは、私が勝手にいい人ぶってやっていることです。
これを、『家族は気付いてくれない!』と、被害者ぶっているのかもしれません。
それを、息子は教えてくれていたのだなと思います。
息子には感謝ですね。
こういったように、自分がイラっとしたこと、気にかかったことなどに自分探しのヒントがあります。
日常を見て、自分自身を知ることが出来てしまうんです。
とっても面白いと思いませんか?ぜひ、やってみてくださいね。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。