お金を持つと嫉妬を渡される

お金

私の町には、自営業者や小さい会社の社長さんがいっぱいいます。

昔から、そういう風に栄えていた町です。

 

ですので、私にも夫にも、知り合いの社長さんはたくさんいます。

その中でも、町中でも有名になるほど会社を大きくした方もいらっしゃいます。

 

 

今日は、そんな会社の二代目社長さんを見て感じたことをお話します。

嫉妬

創業者は、初めは何もない状態からスタートしています。

お金も知名度も何もない状態です。

ですので、お金は実績より先に手にすることはありません。

 

しかし、二代目さん。いわゆる息子さんは違います。

初めからお金があります。

 

この、お金に比例してくっついてくるものは、嫉妬だと思っています。

 

嫉妬とは、憧れや羨ましいなと言った感情ですよね。

その感情が、自分が頑張れるように奮い立たせるものになったならいいと思います。

しかし、人は損得勘定が働くので、『ずるいな』といった気持ちが沸く生き物なんですね。

 

私の町は小さな町なので、その町で彼らは多くの注目を浴びることになります。

噂をされることもあります。

沢山、評価を受ける状態にいるということです。

 

もちろん、ほとんどは悪評です。

 

 

実績はまだないのに、先にお金を持ってしまうと、その注目・嫉妬は悪い方向に働きます。

苦労の部分が見えないからです。

苦しみの部分がみえず、楽をしているという見方をされて、羨ましがられます。

人は、自分の見えている範囲で判断してしまうから。

 

私も、実際にいろいろ聞いたことがあります。

 

『親父がやり手だっただけ。息子は道楽している。』

『親の七光りよ。あの人は。』

 

 

 

社長の子供という立ち位置は、若いときからお金と嫉妬を同時に得る状態になるんですね。

知名度が高いほど、嫉妬も大きいということです。

 

 

そこに立ち続けること

 

 

そんな嫉妬を向け続けられて、それでもそこに居続ける事はとても凄いなと思っています。

 

私には、その会社でどのような功績をあげられてきたのかは、全くわかりません。

でも、果たして私はその嫉妬を耐え続ける事が出来るのかと言われれば、自信がありませんよ。

 

全てを放棄して別の道を歩んでしまうかもしれません。

 

 

嫉妬のない世界はない

どこの場所にいてもついてくるものが、人間関係ですよね。

なんなら、保育園に入ってからずっとついてきます。

学校や職場関係、ママ友だって、嫉妬という感情を持ったり持たれたりすることは起こります。

もうね、逃げられないんだなぁと諦めないといけませんね。

 

いじめに合いたくないとか、人間関係を穏便にしたいとかずっと思ってきました。

でも、それって不可能なんだと40年間生きてきてやっと本当の意味で理解することが出来た気がします。

 

全ての関係性を綺麗にしようとすると、きっと心はぐちゃぐちゃになってしまいます。

全てを綺麗にすることはできません。

汚れたところは、そのままでいいんだと思いました。

綺麗にしようと、そこに囚われてしまうからみんな辛いんです。

 

綺麗にしなくていい。

そこは汚い。

綺麗になることはないんだ。

としっかり諦めることが出来たら、きっと自分の答えが見えるはずです。

お金と嫉妬の関係性

 

お金持ちの人って、強いんだなぁと思いました。

 

人から何を言われても、左右されない強い芯があるんですね。

私もそんな強い芯が欲しいです。

 

思いを貫ける強さが欲しいです。

 

実は、自分ってほとんど人の言葉で出来ているんです。

人が言った言葉を、まるで自分が言ったかのようにその言葉だけがずっと心に残っていく。

そうやって誰が言ったかすら忘れた言葉を、自分の言葉として大事に持っています。

 

だから、その言葉を上書きして自分の言葉に変えていかなければいけません。

そして、自分の思いを強く持つことが大事なんだと、改めて気付くことが出来ました。

 

最後まで見ていただきありがとうございました。

今日はこの辺で。

 

 

 

 

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