人から嫌なことを言われた経験ってあると思います。
『あなたって、うざいよね』
まぁ、面と向かってこんなことを言われることは少ないと思いますが、こう言われたとしましょう。
そして、あなたは深く傷つきました。
頭から、その言葉が離れません。
なぜだと思いますか?
それは、図星だったからです。
自分の中にある言葉
『うざい』
そういわれて傷ついたということは、あなたは自分で『私はうざいんだ』と思っている節があります。
無意識に思っています。
私は、うざくて人から嫌われやすい。
だから、ちゃんとしなきゃ。
嫌われないように振舞わなきゃ。
ちゃんと人の話もよく聞いて、笑顔で接しなきゃ!
これは、何をしているかわかりますか?
『自分はうざい』
という気持ちを、どんどん大きくしてしまっているんです。
こんな風に、自分はうざい奴という暗示を自分にかけています。
これだけ気を付けて行動したのに、うざいと言われたれら、そりゃ引きずりますよね。
そして、立ち直れないほど傷ついてしまいます。
解決策を考える
まず、自分の中にある言葉を探してみてください。
普段から、常に自分が自分に無意識に呪文のように言っている言葉があると思います。
その言葉を見つけることが出来ると、1つ楽になるはずです。
例えば、自分が『早くやらなきゃ、早くやらなきゃ・・・・』と焦っていると、他人から『遅いよ!』と言われたとします。
これは、最初に、自分の中で『あなた遅いんじゃない?』と言ってる自分がいませんでいたか?
綺麗に精一杯やったはずなのに、『ここが駄目だ』と言われたとします。
これは、『あなたは汚い、駄目だと絶対言われるよ』といってる奴が自分の中にいるのかもしれません。
そうやって、自分を追いやって、緊張させ、失敗させている言葉があると思うんです。
これは、見つけたほうがいいと思いませんか?
見つけたら、対処方法を考えればいいだけです。
必要ないと思えば、捨てることも簡単にできます。
これが、無意識に自分が気付いていないから問題になるのです。
『自分ってうざい奴なんだ』
これを自分が意識的に気付いて認知したらどうなるのでしょうか。
『そうなんだ、僕ってウザいってよく言われるんだよね!てへっ』
て軽く受け止めることもできます。
無意識に思って、『いや、自分はうざくない、そうじゃない、もっといい関係性を築けるんだ!』
なんて思っていると、これは失敗の元になるんです。
なんてことでしょう。
自分を追い詰めているのは、自分自身だったんですよね。
周りの人たちではないんですね。
自分の中の自分は、どんな風に自分を追い詰めていますか?
どんな場面であなたは失敗しますか?
失敗した前を思い出してください。
必ず、同じような感情に駆られて行動しているはずですよ。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。