こんにちは。
今日は、安定とは何なのか、考えてみました。
安定したいという気持ちって持ったことありますか?私はよく思っていました。
安定した職場に就職したい
安定した家庭を築きたい
精神を安定させたい
などなど・・・
この、安定したいという気持ちってどういう意味があるのでしょうか。
安定って何なのでしょうか。
大きい会社に勤めたら安定
すごく分かりやすい例ですが、
大手企業に勤めたら安定だよねーとか、昔はよく言っていたような気がします。
安定した給料がもらえて、休みもちゃんとあるし、倒産することもないであろうという意味かな?
でも、この大手企業の創業者。
TOPを走り抜いてきた人の人生は、絶対安定してなかったはずですよね。
危機的状況に陥ったり、様々なピンチを乗り越えて会社を大きくしてきたんですよね。
そう、安定とは、誰かが綺麗にしてくれた道を歩いていくことです。
誰かの作った道を遅れて歩くことだと思います。
安定したいとは
道を切り開きたいのではなく、舗装された道を歩きたいのであれば、
これは、何かに甘えたいということです。
安定しているとは、甘えたいと思っているということです。
でも、心の安定は、この考え方では得ることが難しいのではないでしょうか。
甘えが強いと、自分が動けなくなります。
すぐに、誰かの後ろに隠れようとします。
すぐに、誰かに責任を押し付けようとします。
その時の心の中は安定しているのでしょうか?
不安や恐怖が大きくなってはいないでしょうか?
心の安定は、強さが必要です。
いくら現実を安定させようと頑張っても、心は全く安定しません。
現実は、自分ではコントロールできない側面があるからです。
この方法では、予期せぬ事態に落ちいったとき、パニックになってしまいます。
心の安定は心の装備をすること
心の安定を保つには、どうしたらいいのでしょうか。
私は、ひとつ根底にある考え方が必要だと思うんです。
まず、現実は良いことばかりではないと認識する必要があります。
必ず自分の悪口を言う人はいます。
必ず自分を嫌いな人もいます。
失敗だってあります。
裏切りもあります。
お金が無くなってしまうこともあるかもしれません。
それを、避け切って生きることはできないんだと、心の底で一回認めなければいけないと思うんです。
確実にこういった嫌な出来事を防ぐことはできないということをです。
そして、こういった自分が傷つくであろう出来事から守るために、自分を知る必要があります。
自分が何に傷ついているのか知る必要があるんです。
その何かが分からないから、皆苦しいんだと思います。
何かが分かれば、怖くないはずです。
『痛くない、痛くない。』
『大丈夫、大丈夫。』
と、自分に言い聞かせるのではなく、一度傷を自分の目でしっかり見るのです。
まずは、その何かわからない傷を、自分の目で確認していくことから始める必要があるんだと思っています。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。