心にある3つの感覚

気持ち

私たちって、日々たくさん思うことや感じることはあるのに、

今、相手がどんなことを思って感じているのかってわかりません。

それは言葉にしないと伝わりませんよね。

心って見えないものです。でも、確実にあるもの。

 

って、当たり前すぎか!

今日は、その  【心】 というものを分解してみようと思います。

心には3つの感覚がある

これは、ブルーの素敵な女性の方から聞きました。

心には、3つの感覚があるんですって。

それは、

 

「気持ち・思い・考え」

 

です。

気持ちとは、瞬発的に出てくるものが多いと思います。

・ムカつく

・ワクワクする

・イライラする

・悲しい

・寂しい

 

コロコロと自分の中で変わるものを指します。

 

では、思いとは何でしょうか。

思いとは簡単に変わるものではなく、芯として心の中に秘めているものです。

「あなたの思いはなんですか?」

そう聞かれても、私は答えられそうにありません。

自分が大切にしているものは何なのでしょうか。

 

そして、3つめ。

「考え」

考えとは「その人が持つ基本的な考え方」のことです。

あなたは、この3つの感覚をどのように使っていますか?

 

私は、そもそも自分の思いとは何かすらわかりませんでした。

自分というものは気持ちだけで構成されていたように思います。

3つの感覚の位置関係

この3つの感覚の位置関係をイメージ図にしてみました。

 

 

 

 

思いとは、人生の柱のようなものだと思います。

思いが強い人ほど、そこに向かって進む行動力って半端ないですよね。

プロのスポーツマンや有名人などを見ていると、本当にそう感じます。

きっとその一つの目的に向かって、時間も体力も全てをかけてきたはずです。

私には想像つかないくらい。

 

一方で、気持ちはどこに向かっているのでしょうか。

気持ちは、その思いに向かって進む過程で、たくさんたくさん、ポンポンポンポン出てくるものです。

少し前にあった、自分の体験談をもとに考えてみます。

かっこいいパパになりたい人の話

数年ぶりに再会した方の話です。

100㎏以上あったはずの体重が、すっかり痩せて”ガタイのいい男性”に大変身を遂げていたんです。

話を聞くと、3歳の娘さんのためだということでした。

トレーナーさんも付け、食事も管理しているようです。

 

「俺は、娘がかわいい。娘がかわいいから、絶対かっこいいパパになりたい!」

このような、熱い意気込みでした。

「たまには、好きなもの食べたいとか思わないの?」

「食べたいときもあるよ。でもかっこいいパパになりたいから、食べたい気持ちよりそっちの方が勝ってる!」

 

 

その時思ったんです。

もうすでに、かっこいいパパ達成してるって。

これが、

「俺、もともとあんまり食事に興味ないんだよね」

と言う回答だったら、「へー。そうなんだ。」程度にしか思わなかったかもしれません。

この男性は、思いが気持ちに勝っているから行動できるんですね。

思いの強さは、頑張る力の源になっているのかもしれません。

被災地のカメラマンの話

そして、ある日YouTubeでこんな動画を見ました。

 

東日本大震災で津波が来る様子を、現地のカメラマンが撮影した様子でした。

とても衝撃を受けたのを覚えています。

現実だとは思えないような壊滅的な風景が広がっていました。

 

その彼自身も被災し、自宅も流され家族が自宅にいたそうです。

そんな中カメラを手に取り、撮影し続けたカメラマン。

いったい、どんな強い思いで撮影していたのか。

どんな気持ちで撮影していたのか。

 

 

その映像にはもちろん彼は映っていませんが、見えない気持ちや思いは痛いくらい伝わってきました。

両方が垣間見えたときって、人に感動を与えられるのかもしれません。

そして、『考え』というものは、この目的を達成するために、

たくさん出てくる『気持ち』というものに負けないために、

『思い』に向かって進むためにとっても必要なものなんですね。

 

 

今日は、これでおしまいです。

最後まで見ていただいて、ありがとうございました。

 

 

タイトルとURLをコピーしました