人に気を使ってしまう時の思考

気持ち

日常生活で、よく”人に気を使っている人”っていますよね。

 

『あの人、今日機嫌悪いのかな。今日は自分の言動に気を付けよう。』

『あれー。挨拶したのに無視されちゃった。私、何かしたのかな。』

これって、何で気を使っちゃうんでしょうかね。

優しいから?

常識だから?

 

原因を探ってみましょう。

人に気を使っているときの頭の中

例えば、今日不機嫌そうだった上司がいるとしましょう。

 

『うわー。今日機嫌悪いなー。よし、笑顔笑顔。』

 

こうやって上司から何らかのとばっちりを受けないように、機嫌を損ねないようにします。

これは、、、、、誰に気を使っているのでしょうか。

 

 

上司ですか?

 

これは、実は自分に気を使っています。

不安になっている自分にです。

不安になっている自分は、今自分の周りを見て、

もしかしたら自分が傷つくようなことが起こるのではないかと不安になっているんです。

その不安になっている自分に気を使っているんです。

 

そう、上司よりも、すぐ不安になる自分こそが、自分にとって問題だったんですね。

 

解決するためには

あなたが怒っていたとしましょう。

 

『あー。ムカつくなー。どうやって発散しよう。』と考えることも、

『なんで、私はいつもこんなに怒っちゃうんだろう。こんな自分って駄目だな。』と考え込むことも、

 

これは、どちらも怒っている自分に気を使っています。

 

この怒っている私は、機嫌を取れば気が収まるのかもしれません。

ですが、これは果たして根本解決になっているのでしょうか。

 

現実も同じです。

怒っている上司は、上司の理由で怒っています。

そこは自分で操作することなんてできません。

機嫌を取ったって、とばっちり食らうときは食らいます。

この状況を平和にすることは、考えなくてもいいんです。

 

怒っている自分、悲しんでいる自分、不安な自分、

この平和ではない状況を全て問題だと捉えて、その自分を安心させようとする癖があるんです。

これらの自分を慰めても、落ち着かせても、また、怒ったり悲しんだり不安を感じたりするでしょう。

 

あなたが気を使う人

では、気を遣う癖のあるあなたは、どうすればいいのでしょうか。

あなたが気を使う人を、変えてみることをお勧めします。

どんな人に気を使うといいでしょうか?

 

それは、

現実的には、真面目に頑張っている人です。

そして、心の中では真面目に頑張っている自分です。

 

仕事中には、機嫌の悪い上司に気う使うのではなく、頑張っている同僚を見て気を使ってみてはいかがでしょうか。

そして、真面目に仕事をしている自分に気を使うことをお勧めします。

だって、上司に気を使っていては、頑張っている自分が本領発揮できませんから。

 

 

自分を客観的に見る

『そんなこと、できるわけないじゃん!』

多分、過去の私はそう言います。

 

過去の私は、自分の気持ちを客観的に見ることが出来なかったからです。

 

気持ちと自分が一体化していましたから。

気持ちを自分から引き離して見ないといけません。

 

べったりと張り付いているので、とっても難しいんです・・・

でも、これを知ることは、とっても面白いんですよ。

 

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

 

 

 

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