私たちは、人生生きていく中で”良いこと”もあれば”悪いこと”もあります。
でも、この良いこと・悪いことという区分は、常識的につけられたものなんです。
本当に良いことは良いことなのかどうかというのは、自分にしか分からない事なんですね。
別の言い方で言うと、全て良いことに変えることさえできれば、現実で起こったことというのは、全く関係ないんです。
無理に、常識に当てはめようとする必要はないんですね。
物事を様々な角度から見る
世間一般的に言われる悪いことというのは、本当に悪いことなのでしょうか。
ある一方向から見れば悪いことでも、別の視点から見ればそれは良いものに変わってしまうのです。
『離婚』というものが、世間一般的には悪いものだとします。
でも、もしもDVを受けていたとしたら、その方からすると離婚というものはとても良いものになってしまいますね。
さらに、DVを受けていたという悪い過去があったとしても、そこから克服し、DVを受けている方のサポートをする側へ回ること出来れば、それはもう新たな仕事としてスタートできるわけです。
こうなれば、その過去は悪いものではないですよね。
ある意味でその方の価値になっていきます。
私も、過去に潰れかけの会社の経理を引き継ぎ、昼夜働き苦労した経験がありますが、今となればとてもよい経験をしたと思っています。
当時は、泣き叫びながら死に物狂いでやってましたけどね(笑)
悪いことがあると皮肉なことに人って頑張れるんですよね。
だから必死で全力で乗り越えた壁は功績となるはずです。
それを、ただ辛かったこととして終わらすことはとても勿体ないです。
それ以上の良いものを見つけましょう。
悪いことが生まれると、それと同じか、それ以上の良いものは、必ず生まれます。
それを、見つけるだけです。
必ず自分のために
ただ一つ、注意しなければいけない事があります。
全力で頑張るのは、自分のためになることでなければいけません。
人のためになることは、自分には残らないでしょう。
それでは、あなたは報われません。
悪いものを全力で頑張って良いものにした後に、誰かに取られるのであればあなたは傷つきます。
『ありがとう』
というたった一言で満足してはいけませんよ。
努力と同等のものは必要です。あなたが傷付くからです。
人生、悪いときは必ずあります。
それを、最終良いものに変えることが出来ればいいですよね。
だから、悪い今だけを切り取って悲観するのではなく、これは良いものに出会うための通過点にしてしまいましょう。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。