不安って何でしょう。
いつの間にかやってきて、ずっと頭から離れなくなりますよね。
『こうなったらどうしよう。』
そう、まだ来てない未来に対して、予想して恐怖感を抱いているのが不安ですよね。
不安というのは、
過去の記憶を使って、あたかもその出来事が起こるかのように見せる幻覚
であると教えてもらいました。
この、幻覚を消す方法はあるのでしょうか。
不安があるときの自分の心の位置
何かの不安があるときの自分は、どの位置に立っていますか?
例えば、今のあなたに目標はありますか?
今のあなたは、何か必死でやらなければいけない事はありますか?
自分には後がない、余裕がない、進むしかないときに、不安ってあるのでしょうか。
そうです。
今の自分の現状に必死な時に、先々起こるかもしれない事を予測して考えて、悩むことなんかできません。
言葉を選ばずに言うのだとしたら、暇になったということではないでしょうか。
その不安だと思う事柄が、自分ではコントロールできる部分ではないのだとしたら、考える場所はそこではないということです。
目標がないと人は、不安が出てきます。
自分のやるべきことが明確にある方には、きっと不安はないはずです。前に進むことしか考えていないと思います。
不安を消す方法
不安を消すためには、強烈なインパクトのある、幻覚の切れる言葉があれば解消します。
人によっては、『そんなこと考えたって仕方ないじゃん。』の一言でスイッチが切り替わるケースもあります。
何だろう、私はどちらかというと、マイナスの言葉に反応して幻覚を消すことが出来ます。
強い言葉で、破壊的なものです。
1つ私の例で言えば、
『そんなこと担当者に相談するのは恥でしょ。』
と言われました。税理士の担当の人に、自分の会社の不安を言った時の話です。
私は、恥だとは思っていませんでしたが、他の社長さんはそれを恥だと思うと言われたんです。
失礼じゃありません?
私は、相談する相手がいませんでしたので、会社の財務上の事なんて税理士事務所ぐらいでしか、話す場所がなかったんです。
私は、『恥っ!!!!????』
と大声で言いました。(笑)
ですが、何とこの言葉で一気に気持ちが落ち込んでか、びっくりしたのか、全くその不安がなくなってしまったんですね。
”これは幻覚だ”と自覚することができたのです。
担当者さんには、感謝ですね。
もう一つ、事例があります。
10年以上前の話ですが、私は母子家庭で2児の母として生活をしていました。
給料はとても安く12.3万円程度、当時の貯金は400万程度でした。
毎日せっせと働いていましたが、子供の教育費や自分の老後に対してすごく不安な日々を過ごしてきました。
そして、当時話題となった老後2000万円問題が、より私の不安に拍車をかけました。
今のままでは、老後私は悲惨な状況になるのではないかと、不安で不安でたまらなかったのです。
しかし、今の夫とご縁があり結婚することになりました。
そして、なんと法人個人含めて5000万以上の借金があり、かつ全くお金が回っていないという事実に直面することになったんですね。
何ということでしょう。(笑)
あんなに嫌いだった借金が、今までしたことなかった借金が・・・・
一気に5000万以上私にのしかかってきたのです。
私は、絶望の淵に立たされ、そこから会社を立て直すことを始めます。
でも、よく考えれば子供の教育費や将来の不安は全く消えていました。
それどころじゃなかったんです。
不安を考える暇なんてなく、どうやったら会社を立て直すことができるのか、毎日電卓をポケットに忍ばせていました。
思いついたらすぐ電卓を叩くためです。
頭完全におかしい女でした。
と少し話がそれましたが、不安は、強烈なパワーワードと出会えば消えます。
一瞬ですよ。本当に、凄いんです。
不安は消しましょう
不安があるときは、きっと目標が見えなくなり、道に迷っているときです。
もう一度、自分の本来するべきことは何か見つめ直してみてください。
不安に脳のリソースを持っていかれるのは、少しもったいないなと思います。
それよりかは、自分の人生をよりよくする方法を考えていく方がおすすめです。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。