皆さんには、人生の目的はありますか?
自分の人生において、大切にしていることは何でしょうか。
この、自分の本当に大切にしているものというのは、
人生の中で時に変化をすることがあってもいいと思います。
でも、コロコロ変わってしまうのは、迷走してしまっているので違いますよね。
この、大切にしているものを見続けれる力が忍耐力です。
忍耐力というのは、職場のパワハラに耐え続けることではなく、嫌いなことを泣きながらやり続けることではありません。
今日は、そんな忍耐力についてお話します。
正義のヒーロー
人には、必ず大切にしているものがあります。
例えば正義感の強い人がいました。
自分は、正義感を大切にしていたとしましょう。
でも、周りは言います。
『うざい』
『面倒な奴』
『わがまま』
『自分の意見押し付けてくるな』
『偽善者』
正義感の強さを大切にしている人は、この言葉を聞いて傷つきますよね。
『そんなつもりじゃないのに・・・』
これは、大切なものを傷つけられた瞬間です。
そして、自分の大切にしているものは、少しずつ取られてなくなっていくんです。
壊されて壊されて、それでも何回も作り直してきました。
それでも壊され続け、最後には自分の大切にしていたものは何なのかすら、分からなくなってしまうんです。
大切なものを評価されてはいけない
もしも私たちが大切にしていきているものが、正義感や優しさだったとしましょう。
こういったものは、他人から評価を求めたくなってしまいませんか?
大切なものを、他人軸にしては駄目なんです。
これは、迷走してしまうんですね。
大切なものは、自分軸で決めていく必要があります。
自分の正義感や優しさは、自分軸に変えるような考え方に持っていく必要があります。
または、自分の欲などでもいいんです。
『無欲は怠惰の基である』 渋沢栄一さんの名言です。
欲深い人ほどきっと自分の人生の目的をしっかり持っていると思うんです。
ただ、やはり欲も自分軸でないといけません。
自分は、こういった人間になりたい!という欲です。
もしも、この人生で大切にしているものをしっかり持ち続けることが出来たら、強いと思いませんか?
この欲望の方が強い人は、周りから言われた言葉なんて、気にならないと思いませんか?
忍耐力のある人
では、この大切にしているものを守り続けることができる、忍耐力のある人はどういった人でしょうか。
忍耐力のある人というのは、思いが強い人です。
その目的に対する熱い思いがある人ほど、しっかり目的を見続けることが出来るのです。
その目的をしっかり見続けるために、たくさんの言葉を自分に言い聞かせているはずです。
その目的に向かって進むためにということを常に考え、行動しているはずです。
という私は、まだまだ自分に言い聞かせることが出来ていません。
ですので、自分の心の変化を見逃さないようにしています。
自分の心の変化をできるだけ、振り返り、考察してどういったことに自分が反応しているのか観察しています。
こうしていくことによって、人の意見に左右されることはなくなってきました。
以前だったら、カチンと来ていたことをされても何も思わなくなりました。
自分の目的だけをしっかり見る。
時に目的を変えられそうになったり、取られたりしても、しっかり守り続けるんです。
それ以外は、適当にしています。
これが、自分の考える本当の忍耐力です。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。