皆さんは、自分が被害者だといった感覚に陥ったことはありますか?
自分が被害者になったということは、加害者がいます。
加害者がした行為に関して、違和感をを持つことが被害者意識です。
その加害者は、どう思ってその行動をとったかは、
相手の事をどんなに調べても絶対に分かることはありません。
もしかしたら、本当にいじめてやろうとか、そういった悪意があったのかもしれません。
でも、そうでない場合もあります。
相手の悪意ない言動に腹が立ち、傷つくときもあります。
この場合は、このトラブルの原因は自分にあるということです。
自分が、「ヒドイことをされた」と思うことに至った元の考え方を知ることで、
このトラブルは減らすことが出来るかもしれません。
恐怖心とは
恐怖心とはどういったものがあるのでしょうか。
例えば、分かりやすいところで行くと、私は嘔吐恐怖症です。
聞くのも、見るのも、近くに行くのも無理です。
看護師という仮面を被っていない限り、
心臓がバクバクして一刻も早くその場所から離れたいという衝動にかられます。
ですので、私は家に帰ったら必ず子供たちに手洗いするように伝えています。
同じ箸で子供たちに食べさせることもしません。
特に冬は、厳重に管理します。
しかしです。
夫が、息子に食事を食べさせた箸で娘にそのまま同じ箸を使って口に入れた瞬間を見ると発狂します。
恐怖心が一気に増大します。
この恐怖心について必死で原因を考えてきましたが、、、
残念ながら、今のところ軽減はしたものの消滅はしていません。
私は、実際のところ何に恐怖を感じているのか分からないのです。
感染したら苦しみが続くというところと、家族の看病もかなり体力消耗しますからそういったことも含め恐怖を感じているのかもしれません。
ただ、この恐怖心を持っていると、「夫、ヒドイ!」というような被害者意識が出てきます。
自分は被害者です。
自分自身が作り上げた恐怖心というものに怯えている被害者なのです。
でも、人は自分の状態と現実を同時に見ることはできません。
現実だけを見ると、加害者は夫ということになります。
こういったことから、
被害者意識は恐怖心からできていることが多いという私の1つ出した答えになります。
恐怖心を減らす
いろんな気持ちを集めた塊は恐怖心になります。
過去の嫌だった思い出を感覚として自分が持ち続けることで、
そこからあたかもまた同様な出来事が起こってしまうのではないかとおもってしまうものが恐怖です。
だから、その過去をもう一度整理していく必要があると思うのです。
しかし、表面上は忘れてしまっているため、なかなかその過去を見返すということが出来ません。
繰り返し繰り返し、考える必要があります。
ちょっと面倒なんですよね。
でも、考えない限り恐怖心は消えません。
さらに気持ちが集まります。
もっと大きな恐怖になります。
恐怖心をたくさん持ち続けるということは、とても辛いことです。
まずは、恐怖心は自分の中で作り上げたものだという事を認識して、
客観的に見てみてください。
自分を助けてあげることが出来るのは、自分だけなんです。
気付いたら恐怖心が消えていた。
気付いたらいつの間にか楽になっていた。
考えるということをすると、こういったことが増えます。
凄いですね。感謝です。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。