愚痴を言うことと、問題提起をすることは何が違うのでしょうか？
私は、すぐ問題は解決したくなるタイプなんです。
そう、白黒したいタイプです。
あまり、人のうわさ話も理解できません。
人の現実にあまり興味も持てません。
そんな、少し変わった人間から見た現実の話になります。
朝、2歳の娘とスーパーへ買い物に行ったりすると、2人組のおば様が道端で話しています。
だいたい、誰かの愚痴を言っています（笑）
その話に耳を傾けながら横を通り過ぎ買い物をします。
買い物をして外に出ると、なんとまだしゃべっていますからね。
凄い！
お互いに気持ちを高め合っているんですね。
友人からの相談が上手くいかない理由
私は、誰かから相談をされると必ず自分なりの答えを渡していました。
悩み続けることは、苦しむことで、解決するお手伝いをすることが善だと思っていたからです。
これが、全く違っていたんですね。
相手は、ただ聞いてほしかっただけでした。または、寄り添ってほしかった。
自分の気持ちをもっと高めれるよう援助を求めていたんですね。
でも、私はその気持ちが終わればいいと思って発言していました。
だから、友人関係はいつも私は上手くいかなかったんです。
見事に、まったく上手くいきませんでした。
だって、私は勝手に助言をしてしまったんですから。
余計なお世話ばかりしてしまっていたんですね。
相談相手は、ただ寄り添って話を聞いて欲しかっただけなんです。
だから、私はその相手を助けようとしたつもりが、傷つけてしまうことになります。
仕事の相談は上手くいく
これが、仕事だったら上手くいったんです。
『これ、どうしたらいいと思う？』
こう聞かれたら、私は調べて答えを渡していました。
私に相談している方は、問題解決を望んでいるのに対し、私は問題解決できるよう返答しました。
両者の目的は一致しています。
なので、大変喜ばれるんですね。
税理士事務所での話
数ヶ月前にあった出来事です。
私が、税理士事務所へお邪魔して、現在の業界の状況について問題提議をしました。
担当の女性の方に伺ったんです。
すると、
『愚痴を言ったって仕方がない』
と言われたんですね。
私は、問題を解決するヒントを探していたので、どう言うことか、わかりませんでした。
私の言葉が、愚痴に聞こえたんです。
これは、もしかしたら自分に被害者意識を持ってしゃべってしまったのかもしれません。
もしくは、それは私にはどうしようもない解決のしようがない分野に思えたのかもしれません。
愚痴とは、現状の不満を言って解決せず同じところに立ち止まっている状況です。
問題提議とは、現状の問題点を投げかけることで、問題解決の糸口を見つけようとすることです。
前に進もうとしていることです。
もう一つ違う見方で言うと、
愚痴は、気持ちを膨らます行為です。
問題提議は、考え方を見つける行為です。
人の悪口を言ったって、いいと思うんです。
だって言いたくなる時は誰でもあります。
問題は、心の中です。
気持ちを膨らましていこうと考えていると、どんどん膨らんで立ち往生してしまいます。
考え方で、終わらせなければいけないのです。
その問題を終わらさなければ、1年先も同じこと言っているかもしれません。
あなたは、どちらがいいでしょうか。
私は、一歩ずつ前に進むために考えていきたいと思います。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
