おそらくですが、男女が出会って結婚したとなると、
初めはお互い好きだったわけですよね?
うん。
最初は嫌いだった人っていないですよね?
でも、10年もたてば旦那の事が嫌いになった人って意外と多くいるのではないかと思います。
何故でしょう。
よく、『嫌いになったら洗濯も一緒に回したくない。一度嫌いになったら元に戻ることはない。』といいます。
でも、最近私は夫に対する嫌悪感がなくなりました。
そんな、謎のお話をしていきたいと思います。
長所と違和感
恋愛時にはこの二つが肝だと思っています。
一つは、相手の良いなと思うところです。
自分から見た相手の長所です。
高確率で、相手の長所は短所に変わるんです。(笑)
どうして・・・・
うちの夫はとっても優しいんですね。
そんな優しさに惹かれたんです。私。
でも、その優しさがだんだんと短所に見えてきちゃったんですよ。
はっきり言わない・すぐ逃げる・弱い・すぐ裏切るなどなど。
この優しさは、私にはないものなんですよね。
だから惹かれたんです。
なのにどうして、嫌になったのか。が問題です。
ここで私が経験したことは、物事には必ず良い面と悪い面があるということです。
私がこの『優しさ』に惹かれたということは、この優しさが好きでもあり嫌いでもあるという事なんですね。
この優しさというものに、私は様々な感情を持って反応していたということです。
この話は、以前『甘える』というものについてご紹介した内容と同じです。

私は、この優しさに執着していたんですね。
この執着していることがとっても駄目だったんです。
つまり、夫の優しさという部分の、良い部分しか初めは見ていなかったんです。
ところが、だんだんその優しさの悪い部分も見えるようになってきてしまった・・・
すると、どうなると思いますか?
めっちゃ嫌いになります。
イライラします。
『もう、どうしていつもそうなのよ!』
と怒鳴るようになります。(笑)
気持ち悪くすら見えてきます。
なんと勝手なんでしょうか。
このね、優しさというものに対して、私は最大の『好き』を経験したあと、最大の『嫌い』を経験することになったんです。
そう。この好きと嫌い両方を持って、初めて好きと言えるんですね。
これが、好きという事なんだと思いました。
ただ、この優しさに対して、イライラして嫌いになって、相手が悪いんだといったゴールを持ってしまうとこの状態から抜けることが出来ません。
相手が悪いということを自分に証明しようとしてしまうからです。
『ほらね、やっぱり相手が悪い!』
ってね。
好きという感情は、心地の良いものですが嫌いは不愉快です。
この不愉快なものは比較的長く続いてしまう傾向があるようです。
私も長く続きました。
自分には、夫に対して感謝がない。
感謝を持とうとか、尊敬しようとか考えました。
自分は何にイライラしているのかも考えました。
自分は本当は夫の事凄く嫌いなんじゃないかとも思いました。
どうして自分はこんなに夫に対して嫌悪感を抱いてしまうのだろうと泣いたりもしました。
そうしたうちに、ある日見方を変えることが出来たんです。
私はとことん夫の事を嫌いになれたんだと思います。
初めの好きは、良いとこ取りの好きです。
次は嫌いを網羅しました。
その先には、本当の好きがあります。
結局、好きも嫌いも一緒なんです。全部執着です。
執着は駄目。
私はきっと、夫に執着している自分に怒っていたんですね。
だから、とっても楽になりました。
執着心を手離せたんです。
長所と違和感 その2
次は、違和感です。
違和感は、きっとなんらかの危険を教えてくれていることが多いです。
『あれ、なんか変だな。たまたまかな。きっと気のせいだ。』
そう思うことがあるのであれば、一度考えてみてほしいのです。
それは、嫌な予感というものかもしれません。
私は、前の夫の時に、その違和感を感じておりました。
しかし、”いやいや気のせいだ”と、その違和感を無視してしまったんです。
するとどうなったかというと、
とっても辛い結婚生活を送ることになったんですね。
違和感は、大事にしてください。
もう一度、大切にする
私の感覚としましては、
『もう一度、夫を守っていこう』
そんな感覚です。
初めに夫を守ろうと思って結婚したんです。
その気持ちをもう一度持つことが出来ました。
一時は、夫を守るべきものなのか、悩んだんです。
これは私の正義感の強さゆえのものなのかもしれません。
一周回って、また旦那を好きだと言えるようになりました。
家族の好きです。
とてもここに長いこと時間をかけてしまいましたので、
やっと終わった感があります(笑)
でも、嫌いになれて本当に良かったと思っています。
嫌いになったら終わりとは、限らないんです。
嫌いになりきれていないから、駄目だったんですね。
あなたのパートナーの好きなところはどこですか?
好きな部分で、悩むことはありませんか?
最後まで見ていただきありがとうございました。
ではでは。