私たち人間は、沢山の気持ちを作ります。
しかし、その気持ちを作ったままにしていませんか?
作ったら、整理整頓したり捨てたりと管理しなければいけません。
気持ちの部屋はゴミ屋敷になってしまいますよ。
気持ちとの向き合い方
『何か仕事が辛いな。』
そう思いながらも、日々仕事を頑張っている人はたくさんいるでしょう。
仕事が辛いという気持ちに対して、どのように向き合うのがいいのでしょうか。
『ダメダメ、みんな頑張ってるんだから!』
こう自分に言い聞かせて仕事に行くということは、その苦しみに蓋をして隠してしまっただけです。
表面的に見えなくなっただけ。
本当は納得できていないので、心の奥底でモヤモヤしたままです。
これは、恐怖や苦しみに変わるのです。
人は、きちんと納得すれば進むべき方向に進めます。
気持ちを、細分化していくのです。
答えは自分の中にあります。
自分の中にしかありません。
問題を探せ
私が、夫と言い合いになったとします。
しかし、私には変な癖があるのかもしれません。
夫になぜ怒っているのかを説明しながら、自分で問題を探しているのです。
私は、その時にその問題を自分の中で決着をつけます。
問題が分かれば答えは出てくるからです。
問題が見つけれないから、怒っているのです。
そうしていくと、腑に落ちる瞬間があるのですね。
『あぁ。そうか。そういう事か。だから自分は怒っていたんだ』と思う瞬間が出てきます。
そして、怒りは収まります。
夫に感謝すらできます。
これは、自分が言葉で自分に説明できた瞬間です。
夫に言っているようで、実は自分に答えを提示しているのです。
紙に書いてもいいと思います。
とにかく、自分に納得させる必要があります。
その時出た自分の答えは、全て自分の正解です。
自分に納得させず、その気持ちをずっと持っておくことは苦しむことになります。
1つずつ、終わらせてください。
気持ちは勝手になくならないのです。
貴方の中に溜まっていきます。
気持ちがいっぱいになるから、辛いのです。
気持ちを言語化することで、自分を強くすることが出来ます。
悩みも減ります。
その言語化したときに出た答えは、時に残酷だったりもします。
良い答えばかりではありません。
でも、その答えは必ず自分を守ってくれるものになるはずです。
その言葉は、相手を傷つけるためのものではなく、自分を納得させるためのものです。
人は変えられない
結局、私は人を変えることはできません。
なのに、どうして人に向かって言うのでしょうか。
効率が悪すぎます。
自分ってなんて不器用なんだろうと本当にいつも感じています。
しかも、その人を変えることが出来たとしても、また同じような人は現れます。
この方法では、一時的に解決しただけです。
それよりも自分を変えることの方が、遥かに簡単です。
そして、悩みの根本的な解決に繋がります。
そう分かっていてもなかなかできません。
なぜか?
それは、自分と向き合うことってしんどいからです。
少し面倒だからです。
そもそも、どうやればいいかわからず、手探りだからです。
そして、自分の悪いところを認めていく作業になるからです。
自分の悪いところを認めることのできない自分との戦いなのです。
自分の心の中にある言葉にならないものを、言語化してみてください。
1つでいいです。
試しに、やってみてください。
1つ気持ちを終わらせれると、1つ楽になることが出来ます。
この1つの気持ちが終わった後の景色を、少し見てみても面白いと思いますよ。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。