自分のことを悪く言われるということは、あまり気分の良いものではありません。
でも、人から良い評価だけを受け続けることはできません。
そんなこと、皆分かっているはずなのに、なぜでしょう。
やっぱり、悪い評価に過剰に反応してしまうものですね。
沢山の人は、この人から悪い評価を貰うことを避けたがる傾向にあります。
無意識に、その人に合わせた自分を作り言動を変えてしまうのです。
でも、どうでしょう。
逆を言うと、人をすぐ悪く評価する人はどうしてそんな事をするのでしょうか。
人を悪者にし、自分を正当化している人は決して強い人ではないと思うのです。
そのような人に対して行動を変えると、本当の自分が分からなくなります。
自分の芯は何ですか?
一貫性がないと、どこかで誰かを裏切っていることにはなりませんか?
現実的に誰も裏切っていないとしても、自分を裏切ってしまっています。
これでは、自分が傷付いてしまうのです。
人に合わせる
『いい人』とは、彼(彼女)にとって都合のいい人です。
その、彼(彼女)にとっての良い人像はあなたが出会う人数分種類があります。
その人々に合わせた自分を作るということは、何が本物か分からなくなって当然です。
自分はバラバラに引き裂かれているような状態なのです。
これでは自分は全く守れていませんし、自分が今何を守っているのかすらわからないはずです。
悪者になりたくない
私だって、悪者になりたくないです。
でも、悪者で終了した出来事は多々あります(笑)
そういう雰囲気ありません?
何言っても、違うよとどんなに弁解してみても、私が悪いんだという空気感です。
私も、当時はどうしてこんなことになったのか悔みまくっていました。
どこがどう悪かったのか、一人で悶々と考えていました。
もし、あの頃の自分に言ってあげる言葉があるとしたら、悩み方を間違えているということです。
自分を悪者にして、さらに誰かにとって都合のいい人を作ろうとしてはいけません。
そんなくだらないことで、立ち止まってしまっている自分に悩みなさいと言いたいです。
もし私が悪者になったとしたら、私は誰も悪者にしていない証拠。
もし私が悪者になったとしても、私は誰も悪者にしなかったから良かったんだと、自分で認める。
だから、現実的に良い人でいようとしなくていいということです。
実は、悪者で終わったって何も問題ないんですね。
言いたい奴には、言わせとけばいいのです。
それは、決して自分が憧れるようなカッコいい人の考え方ではないからです。
そんなことよりも、良い人になりたい自分に気を使って、一生懸命頑張っている自分を裏切っていては命の無駄遣いをしているのと同じです。
筋を通す
自分の歩く道が、放射線状に出ていたら路頭に迷って疲れてしまいます。
一つの道を決めて、しっかりその道を歩いて行ってください。
人に合わせるのではなくて、自分の目的に合わせて人と接することが大切です。
自分の中に一貫性を持てているか確認してみて下さい。
自分のバリアをしっかり作ってから、人と接すると良いと思います。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。