あなたには、守りたいものがありますか?
人は、守りたいものがあればあるだけ、動けなくなってしまいます。
今日は、「守るものはちょっとがいい」というお話をしてみます。
ぬいぐるみをたくさん抱える娘
私の2歳の娘は、最近お気に入りのぬいぐるみたちを持って歩いています。
大きなパンダのぬいぐるみと、ホワイトタイガー、スヌーピー・・・・(笑)
前も見にくく、歩きにくそうにしていて、数歩歩けば転んでしまうような感じです。
幸い、ぬいぐるみがクッションになっているので怪我はありません。
その様子を見て思いました。
人は、大切なものが沢山あると、進むべき道も視界を遮られてしまい、動きにくくなってしまうんだと。
そして、転んだ時、手にはいっぱいの大切なものを抱えていますから、自分を守ることが出来なくなってしまうんだと。
もし娘が大きなぬいぐるみをたくさん持って、外に出かけようとしたらどうしますか?
「1つだけにしなさい」
そういうんだと思います。
大切なものは、1つだけにするんです。
それが、自分を守る方法だからです。
まずは自分の体力を知る
大切なものは必要だと思います。
大切なものがあると、頑張る原動力になるからです。
しかし、沢山ありすぎると自分自身が動けなくなってしまいます。
その沢山ある大切なものに体力や集中力、時間やお金を使う必要があるからです。
自分がどこまでだったら守れるのか、もう一度考える必要があります。
もしかすると自分の体力を、多く見積もりすぎているかもしれません。
時には手放すことも必要です
自分が今守っているものを手放すことはとても難しいです。
まるで自分が『見捨てた』感覚になるからです。
文句を言われて悪者にされることもあるかもしれません。
娘からしたら、家に置いて行かれたパンダだって、『何で置いて行ったの?』と泣いているのかもしれません。
でも、自分が好きなお菓子を買いに行くためには、どうしても必要なことだったんです。
そうですね。手放すときは悪者になることが多いのかもしれませんね。
でも、自分はスーパ-ヒ-ローではないのです。
自分はそんなすごい人間ではないのです。
自分自身を守ることでいっぱいいっぱいなんですよ。
守るものは、ちょっとだけです。自分が、それで頑張れるものがいいと思いますよ。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。