何かに期待をすることは辛いのです

気持ち

あなたは、何か思うようにいかなくて辛いことはありますか?

何かに期待をするということは、どういうことになるのでしょうか。

 

実は、日常の小さなことにもたくさんの期待ってあるんです。

『子供にオリンピック選手になってほしい!』といったような、大きなものではなく

自分が気付いていない無意識のうちに持っている小さな期待です。

今日は、そんな小さな期待のお話をしてみます。

主婦の希望や夢

友人が、このようなことを言っていました。

 

 

「いつも、私が作った料理なのに、子供に食べさせた後食べるからもう冷たくなってる。

私だってたまには温かいご飯を食べたい!と夫に言ったんだ」

 

 

これは、彼女の希望を口に出したんですね。

二世帯同居だったので、毎日の食事作りはとても大変だったはずです。

うんざりしていたのもあったのかもしれません。

 

そうすると、毎週日曜日は外食すると決まったそうです。

よかったですよね。

 

 

こんな友人もいました。

 

「夫が冷たい。扱いがひどいんだ。」

これは期待です。

 

”優しい夫でいてほしい”という期待なんですね。

この場合って叶えることが難しいのです。

”自分の理想通りの相手でいてほしい”という、相手を変えようとすることだからです。

 

 

”何を置いてでも自分は温かいご飯が食べたいんだ!”

という希望は、実行すればいいだけなので叶います。自分の事だからです。

 

 

でも、

”温かいご飯を食べる自分を快く賛成してほしい”

これはちょっと難しそうですよね。

賛成してくれる相手だとは言い切れないからです。

ましてや、そもそも冷たい旦那さんに優しくなってもらうことはかなりハードルが高いと思います。

 

 

 

”優しいお母さんの位置でいたい”

これも大変ですね。優しいという判断をするのは子供達だからです。

自分の優しさは相手にとっての優しさではありません。

「母ちゃん、うぜえ。」

となります。

もし、そういわれてショックを受けていたとしたら、優しいねと思われたいという希望を持っているということになります。

希望がないと、ショックは受けませんから。

 

期待をたくさん持つこと

こういった、周りに期待をたくさん持ってしまうと、どうなると思いますか?

 

実は、周りにたくさんそういった期待をしてしまうと、悩みが増えていくんですね。

苦しみが増えてしまいます。

 

現実との乖離が大きくなればなるほど、苦しむことになってしまうんです。

 

自分がもし、今何かに悩んでいたとしたら、

それは、もしかしてあなたの小さな期待なのかもしれません。

 

自分で自分の苦しみを作ってしまっているということです。

期待を持つというのは、ある種の甘えになります。

甘えというものは、本当に自分を傷つけてしまうんですね。

 

期待をすることで傷ついていませんか?

 

 

『自分が変われば相手も変わる』

 

とよく言いますが、これは本当です。

自分自身の味方が変わります。そして、態度も変わります。周りの反応も変わります。

人は、自分が見えている世界観というか、テーマみたいなものの中で話しています。

そして、その世界観に沿って人の言葉の意味をとらえているのです。

だから、何を言っても同じ結果になるのです。

 

本当に、心の底にある自分の問題点を見つけることが出来れば、一瞬で変わってしまいます。

今の私の頭では、まだ上手く説明はできません。

しかし、これは私の体験談です。

 

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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