常に何かに焦っている感覚はありませんか?
焦りというものは、判断力を鈍らせます。
余分に体力を使ったり、大切にしていたものを壊してしまうこともあります。
焦っているときというのは、どういった感覚があるのでしょうか。
満足を追求しているとき
まずは、満足を追求している感覚です。
物欲や食欲など、自分の欲を満たすことばかり考えてしまう時は、焦っています。
満足って、一瞬で終わってしまうでしょう?
そして、またその感覚を得たくなるんです。
止まらなくなってしまうんですよね。
次々!!と求めていくのは、とても体力が必要なことです。
その物事に体力を使った感覚を、満足というんですね。
そして、この満足を繰り返すとそれが今度は『当たり前』になっていきます。
夫は、休みの日にたくさん遊んで、たくさん食べたいと思っています。
満足を追求しようと必死です。
私には、焦っているように見えるんです。
それに囚われて焦っているようにです。
本人は、楽しいと思っているのかもしれません。
それが、良いとか悪いということではなく、私にはただそのように見えます。
では、満足を追求することで何か自分を苦しめることはないのでしょうか?
私は、あると思います。
満足をいつも探しているということは、自分の満足できていない部分、損している部分、幸せではない部分が、より気になってしまうということです。
満足というものは、損得勘定ですから、得を意識している限り、損も気になるはずです。
自分は不幸だと思っている感覚
焦っている感覚で、こういった感覚もあります。
こういった感覚の時は、スピードを重視しています。
いつも「早くしなきゃ。もっとやらなきゃ。完璧にしなきゃ。」と思っています。
現実的にやることがないと、余計焦ります。
「ない!ない!」と、こんな感じです。
体力や時間が余ってしまうと、罪悪感さえあります。
そう、「生産性のない自分には価値がない」こんな感覚です。
目に見える結果がないと、不安で仕方がないような感覚です。
やはり、このタイプの人もかなり体力を使いすぎています。
疲れているはずです。
まず、気付いてください。
あなたは不幸じゃなくていいんです。
価値がないと言っているのは誰ですか?
そもそも、価値ってなんですか?
常識で固められた周りからの主観的な評価ですよね?
そんなもので、苦しむ必要はありません。
自分で、自分を苦しめているのです。
これを、手放すと初めて自分が焦っていたんだということに気付くと思います。
きっと、楽になれますよ。
焦っているときは考える
自分の中に、『焦り』があるなと思った人は、少し考えてみてください。
何に焦っていますか?
どういった感覚が自分の中にありますか?
これを言語化できたときに、それはなくなります。
自分の中の言葉に、是非耳を傾けてみてください。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。