気持ちに余裕がないときって、イライラしてしまいませんか?
人の少しの言動が気になってしまったり、
何かちょっとしたトラブルがあったら、まるで大事件のように感じてしまったり・・・
出来ることであれば、気持ちの袋には少しゆとりを残しておきたいものです。
今日は、気持ちに余裕を作る方法をお話してみます。
気持ちはコロコロ変わる?
まず、そこのイライラしているあなたは、気持ちの袋がパンパンになっている可能性大です。
気持ちは、コロコロ変わるもので、
『寝たら忘れたわー』
なんて思う人もいると思います。
しかし、それは間違っています。
気持ちは、隠れただけでまだあなたの中に潜んでいるのです。
悲しいという気持ちが出てきたとしましょう。
この気持ちは、翌日になくなっていたとします。
しかし、あなたの心の奥に、もやもやとして残ってしまいます。
『何か、もやもやする』
そう、このもやもやは、気持ちの進化系です。
たくさんの気持ちがもやもやとなって蓄積されていくのです。
そして、気持ちの袋の中にずーっと入っています。
気持ちの袋を見直す
この、たくさん溜まった気持ちを、捨てていかなければいけません。
どうやって捨てるか?
これはいらないものだと、脳にちゃんと理解してもらいましょう。
そのためには、素材として現実が必要なのです。
もやもやを発見しよう
人間というものは、なかなか自分自身を見ることが出来ません。
自分がどんなもやもやを持っているかは自覚することが難しいのです。
ですので、現実を通して、自分を理解していきます。
現実を見て何かの気持ちが沸いたら、何か自分が反応したら、それが答えです。
特に、家族なんかよく見てみるといいかもしれません。
いつも親のせいにしてくる思春期の息子がいたとしましょう。
それが、すごくムカついているとします。
なぜ、ムカつくのですか?
自分のせいにされたから。
悪者にされたんですね。でも、反応しなければいいのでは?
それができない理由は何ですか?
評価されたいと思っている?
いい母親になりたいと思っている?
理想と現実がかけ離れているから?
あなたのいう理想の母親、家族とはどういったもの?
その理想は、いつ作られたものですか?
・・・・・
という風にいろいろ考察していきます。
そういう風に考えていくと、
『これだー!!』
と腑に落ちる答えが出てきます。
一発では出てこないかもしれません。
数日かもしれないし、または別の角度から見てみないとその答えは出てこないこともあります。
この、腑に落ちた瞬間にその気持ちは消えます。
本当です。
プンプン怒っている息子を見ても、気にならなくなります。
嫌味をいってくる夫を見ても、『また言ってらー。頑張るねー』と思えるようになります。
素直な自分になれる
この、もやもやが取れると自分が素直になっていきます。
このもやもやというものは、色眼鏡をかけているような状態になっているからです。
この、もやもやを処理していくと、物事はシンプルに見えてきます。
とっても気持ちが楽な状態になるんです。
あなたの思っているいつもの普通の状態は、
もう実は気持ちの袋はいっぱいいっぱいになっているのかもしれません。
それが普通になりすぎて、気付いてないだけかもしれません。
ぜひ、やってみてください。
気持ちは、捨てなければどんどん増えていきます。
捨てるためには、必ず解決させる必要があります。
そのままにしておくとゴミが溜まります。
すっきりさせてみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。